スケルトンに原状回復する費用

スケルトンに原状回復する費用

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賃貸の店舗や事務所は退去するときに原状回復をします。

 

 

原状回復の方法は「スケルトン工事」「内装解体工事」「原状回復工事」など多岐にわたります。物件を管理している会社やオーナー(大家さん)の規定がありますので、事前にしっかりと確認して工事を進めましょう。

 

 

そもそもスケルトン工事はどんな工事なのか?内容と費用をお伝えします。

 

 

 

スケルトン工事の内容と費用はいくら?

 

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賃貸物件を借りたときの状態がスケルトンだったのであれば、スケルトンにして返却しなければなりません。

 

 

内装解体工事、スケルトン工事、廃棄物処理などをするわけです。

 

 

スケルトン工事の内容

 

スケルトン工事も建物の構造体以外のすべての内装を解体・撤去して配管や配線、排気設備などがすべて見える状態にもどします。

 

 

店舗で使っていたカウンターや陳列棚、厨房設備などを撤去しなくてはなりません。

 

 

内装で使っていたパーテーションや壁、床、天井にいたるものもすべて取りはずします。
鉄筋コンクリート造のビルなら、コンクリート打ちっぱなしの状態になるわけです。

 

 

工事する過程では、廃棄物がでてきます。
業者には産業廃棄物を分別してもらい、資源はリサイクルしてもらうことになるのです。

 

 

 

スケルトン工事の費用はいくら?

 

スケルトン工事は、内装解体工事、スケルトン工事、廃棄物処理まで含めた費用になります。

 

 

店舗や事務所によって必要な工事は異なりますが、実際にあった例をあげて説明します。

 

 

■店舗3.48坪をスケルトン工事した場合

原状回復の内容

費用

ボードばらし・撤去(11.52u)

80,640円

カウンター撤去(一式)

20,000円

入り口壁撤去(6u)

30,000円

諸経費(一式)

30,000円

値引き

‐640円

合計(税抜き)

160,000円

 

 

店舗4.2坪をスケルトン工事した場合

原状回復の内容

費用

個室の処分(6u)

60,000円

ブース処分(7.8u)

46,800円

天井飾り処分(1カ所)

10,000円

タイルカーペットはがし・処分(158.4u)

126,720円

カウンター解体(1個)

4,000円

長机の解体(3個)

18000円

書庫の解体(2個)

4,000円

パーソナルブース机の解体(11席)

33,000円

物入れ(1個)

4,000円

配線・貼り紙の撤去(一式)

43,480円

合計(税抜き)

350,000円

 

 

■店舗10坪をスケルトン工事した場合

原状回復の内容

費用

間仕切り・天井間接照明造作
床仕上げ・外部看板一式の撤去

65,000円

発生材の処分・混合廃棄物・3tコンテナ車1台

45,000円

諸経費(一式)

9,000円

値引き

‐481円

合計(税抜き)

118,519円

 

 

■店舗20坪のスケルトン工事をした場合

原状回復の内容

費用

養生・仮囲い(一式)

172,000円

壁面の撤去・運搬・処分(一式)

123,000円

Pタイルの撤去・運搬・処分(一式)

80000円

天井の撤去・運搬・処分(一式)

117,000円

什器の撤去・運搬・処分(一式)

32,000円

現場管理費・夜間臨時警備(一式)

150,000円

値引き

‐7,920円

合計(税抜き)

666,080円

 

 

■店舗69.8坪をスケルトン工事した場合

原状回復の内容

費用

搬出路養生費(10日)

30,000円

内部造作物の解体・撤去・処分フルスケルトン(230.8u)

1,615,600円

エアコンの撤去・処分(6台)

24,000円

残置廃棄物の撤去・処分(4t車2台)

144,000円

諸経費

181,360円

値引き

‐4,960円

合計(税抜き)

1,990,000円

 

 

店舗の坪数に関係なく、スケルトン工事の内容によって費用は異なります。

 

 

 

スケルトンに原状回復する費用が予想以上に高かったらどうすればいいの?

 

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スケルトンに原状回復する費用が高いと思う原因は、管理会社やオーナーから内装解体業者を指定されることにあるかもしれません。

 

 

物件を賃貸契約したときの契約書に「指定する工事業者に依頼する」と規定されているのはよくあることです。

 

 

内装解体業者とオーナーで取り決めた手数料が上乗せされていることがあります。そのため、スケルトンの工事費用の見積もりが高くなることがあるわけです。

 

 

賃貸契約書に書いてあることなので、指定の業者にやってもらうしかないと思いがちですが、交渉することはできます。

 

 

管理会社やオーナーと話し合いをして相見積を取ることに了承してもらいます。了承してもらったら、いくつかの内装解体業者に見積りを依頼することができるのです。

 

 

見積もりを依頼するときは、賃貸契約書、内装工事図面、原状回復仕様書、館内規則などが必要です。見積もりには施工内容、期間、基準工事単価などを詳しく盛り込んでもらいましょう。

 

 

そうすると、指定業者の見積もりと比べて、不要な項目や単価、工数のギャップがわかり、交渉しやすくなるのです。

 

 

 

まとめ

 

 

スケルトン工事とは、内装解体工事、スケルトン工事、廃棄物処理を含めます。内装を解体・撤去して、配管や配線、排気設備などがすべて見える状態にもどすので、鉄筋コンクリートビル造ならコンクリート打ちっぱなしの状態になるのです。

 

 

スケルトン工事の費用は、坪数ではなく、工事の内容によって異なります。

 

 

賃貸契約書で内装解体業者が指定されていても管理会社やオーナーと話し合い、相見積もりをとることで交渉ができます。