壁紙(クロス)のタバコのヤニ汚れは原状回復義務ある?退去費用は?
「黄ばんじゃった・・・」
日常的にタバコを吸う方が賃貸住宅を退去するときにいつも気にするのが、壁紙についたタバコのヤニ汚れですよね。
引越しをするときに大家さんから壁紙の張り替え費用を請求されたことがある方も少なくありません。
では、クロスについたタバコのヤニ汚れの原状回復費用は借主がかならず負担しなければならないのでしょうか?
壁紙の張り替え費用を高額請求されないためにとるべき対処法と一緒にお伝えしていきます。
クリーニングで除去できるヤニは借主負担なし!
原状回復をオーナーと借主のどちらが負担するかでトラブルになることは多々あります。
そこで、国交省が公表している「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」が指標になります。
「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」によると、
”クリーニングで除去できるヤニ汚れは通常損耗”
という扱いになるため、借主が負担する必要はありません。
逆に、クリーニングで除去できないヤニ汚れは借主が負担しなければなりません。
では、”クリーニングで除去できる”とはどの程度なのか?
部屋のなかで吸ってついたタバコのヤニは、通常のクリーニングでは取り除けません。臭いも残っています。
入居してから室内で数回しか吸ったことがないという程度でないかぎり、ほぼ借主負担の義務が生じます。
「じゃあヤニで汚れた壁紙はぜんぶ張り替えないといけないの?」
壁紙の張り替え費用の全額負担はない!
壁紙にタバコのヤニがついても、全額負担をする義務はありません。
壁紙が経年劣化した分は貸主が負担するからです。
たとえば、同じ家に6年間住んでいた場合は、借主の負担は10%ほどですみます。
よほど短期間で解約しないかぎり、減額の交渉ができるわけですね。
例外は、入居時の契約書にタバコのヤニ汚れに関する取り決めがされている場合です。
まれに「タバコによりクロスが汚れた場合、借主が退去時に張り替え代金の実費を負担する」と書かれています。
記載がなければ壁紙の張り替え費用の支払い義務はない、あるいは少額ですみます。
複数のリフォーム会社から見積もりをとって負担額を決める
大家さんのなかには「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を知らない方もいます。
「借主に全額負担してもらいます!支払わないなら裁判をおこす!」
と脅しをかけられてしまうケースも少なくないです。
どんなに話しても、らちがあかない場合もあるでしょう。
大家さんが独断で業者を指定して工事を強行する危険性もあります。
実はこれで泣き寝入りせざるをえない借主も多いです。
そんなときは、複数のリフォーム会社から見積もりをとりましょう。
複数社から費用をだしてもらい、不当に高額請求される事態をさけるわけです。
最近では、ネットから無料でリフォーム会社に一括で見積もりを請求できるサービスがあります。
原状回復費用を必要以上に支払わないためにも、いくつかの業者から部屋の状態をみてもらうことをおすすめします。
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